武蔵野台地の高台に位置して山の手を代表する文京区本郷。江戸時代からのお屋敷街の面影を残し、明治には著名な文人たちが居をかまえて名作を執筆するなど、歴史と文化が脈々と紡がれてきています。本郷はとくに文京区のなかでも穏やかな風情があり、由緒ある落ち着いた街並みが形づくられています。東京メトロ丸の内線「本郷三丁目」駅徒歩4分。恵まれたアクセスと本郷らしい時を刻んだ価値ある地に建設中の「ディアナコート本郷弓町」で、工事経過と施工状態を確認していただく上棟見学会を開催しました。

この日は3住戸での施工状況の見学会を実施。はじめにモリモトや施工・設計会社の担当者から工事経過や検査・構造関係の説明の後、見学住戸に移動。7階の住戸では断熱施工や配線・配管設備、6階の住戸では間仕切りと下地、そして5階の住戸では二重床と精度管理の高さについて見学と説明が行われました。さらに1階では、内装仕上げの様子をご覧いただくために、職人さんによるクロス貼りの実演も行われました。

上棟見学会は施工・設計関係者が責任をもって工事に取り組む姿勢をしっかりと感じていただくことが目的で、詳しい説明を受けながらマンションの完成前の建築現場内を見学する大切なイベントです。建物が完成してからでは見ることができない、工事状態や構造について事前に確認していただくことは重要であり、ご入居される方に安心して住んでいただくためにも大変意義のある見学会です。

1. 建設中の「ディアナコート本郷弓町」で上棟見学会を開催。
2. 最初にモリモト担当者や工事関係者から、これまでの工事経過や検査・構造関係などの説明が行われた。
3. 準備された見学住戸で断熱施工や電気配線、設備配管などの詳しい説明と見学が行われる。
4. 間仕切り壁や下がり天井の軽量鉄骨など、部屋が完成する前の状態を見学。建物の構造を理解することができる。電気配線やスイッチボックスの様子もよく分かる。
5. 壁に吹き付けられた断熱材の厚さを調べる。実際に25ミリのピンを実際に刺して、基準以上にクリアしていることを確認する。
6. 完成前の状態で床下の配管の状態を確認していただく。配管の種類も分かりやすいように色分けしてある。将来、部屋の修理やリフォームする時などにも役に立つ。
7. 仕上がってしまうと見えなくなるフローリングの二重床の構造について、担当者が詳しく説明。設置した後も高さの調整は上部から行える。
8. 精度管理についての説明。レーザーレベルを使用して、水平・垂直の精度を正確に計測する。国土交通省の定める精度基準は1000分の3の誤差だが、それより高い精度を施工の管理基準にしている。
9. 最後は専門の職人さんによるプラスターボードへのクロス貼りの実演。見事な職人技に参加者の方も目を見張る。