文京区小石川。江戸時代には大名屋敷や武家屋敷が軒を連ね、多くの寺社があった由緒ある土地柄です。その歴史と文化は今も連綿と続き、上質な街並みや豊かな緑があり、文教の香りが漂う山の手を代表する場所として知られています。東京メトロ丸の内線「茗荷谷」駅徒歩8分、小石川の空気感と景観に恵まれた立地に建設中の「ディアナコート小石川竹早」で、工事経過と施工状態を確認していただく上棟見学会を開催しました。完成するとホワイトアイボリーの外観が凛とした雰囲気を漂わせ、小石川の地に相応しいモダンでインテリジェンスを表現した価値ある建物になります。

この日は2住戸（4室）での施工状況の見学会を実施。最初にモリモトや施工・設計会社の担当者から工事経過や検査・構造関係の説明の後、見学住戸に移動。5階の住戸では断熱施工や配線・配管設備について、3階の住戸では置き床の説明と精度管理の高さについて確認していただきました。さらに内装仕上げの様子をご覧いただくために、職人さんによるクロス貼りの実演も行われました。

上棟見学会は施工・設計関係者が責任をもって工事に取り組む姿勢をしっかりと感じていただくことが目的で、詳しい説明を受けながらマンションの完成前の建築現場内を見学する大切なイベントです。建物が完成してからでは見ることができない、工事状態や構造について事前に確認していただくことは重要であり、ご入居される方に安心して住んでいただくためにも大変意義のある見学会です。

1. 「ディアナコート小石川竹早」の施工現場で行われた上棟見学会。
2. お集まりいただいたご入居者の方々。最初にモリモト担当者や工事関係者から、これまでの工事経過や検査・構造関係などの説明が行われた。
3. 見学住戸では断熱施工や電気配線、設備配管などの見学と詳しい説明が行われた。
4. 完成前の状態で床下の配管の配置も確認していただく。配管の種類も青が水、赤がお湯、緑が床暖房、灰色がガス管など、分かりやすいように色分けしてある。将来、部屋の修理やリフォームする時などにも役に立つ。
5. 壁に吹き付けられた断熱材の厚さを調べる。実際に25 ミリのピンを実際に刺して、基準以上にクリアしていることを確認する。
6. 間仕切り壁や下がり天井の軽量鉄骨など、部屋が完成する前の状態を見学。建物の構造を理解することができる。電気配線やスイッチボックスの様子もよく分かる。
7. 仕上がってしまうと見えなくなるフローリングの二重床の構造について、担当者が詳しく説明。設置した後も高さの調整は上部から行える。
8. 精度管理についての説明。レーザーレベルを使用して、水平・垂直の精度を正確に計測する。国土交通省の定める精度基準は1000分の3の誤差だが、それより高い精度を施工の管理基準にしている。
9. 専門の職人さんによるプラスターボードへのクロス貼りの実演。見事な職人技に目を奪われる。担当者からクロス貼りの説明も行われる。