東急田園都市線「溝の口」駅周辺は、都市の機能性を享受しながらも季節に彩られた景観にも恵まれています。一方、落ち着きのある雰囲気が漂う「高津」駅周辺は、穏やかな環境を備えながらも生活利便性が充実しています。こうした恵まれた住環境が整う溝の口・高津エリア。高津駅から住宅街のなかのフラットな道路を5分ほど歩いた立地に建設中の「ピアース溝の口」で、工事経過と施工状態を確認していただく上棟見学会を開催いたしました。

この日は3住戸での施工状況の見学会を実施。モリモトや施工・設計会社の担当者から工事経過や検査・構造関係の説明の後、見学住戸に移動。まず6階の住戸では、断熱施工や配線・配管設備について見学と説明。5階の住戸では、置き床の説明に加えて、精度管理の高さについて確認していただきました。さらに4階の住戸では、内装仕上げの様子をご覧いただくために、職人さんによるクロス貼りの実演も行われました。

上棟見学会は施工・設計関係者が責任をもって工事に取り組む姿勢をしっかりと感じていただくことが目的で、詳しい説明を受けながらマンションの完成前の建築現場内を見学する大切なイベントです。建物が完成してからでは見ることができない、工事状態や構造について事前に確認していただくことは重要であり、ご入居される方に安心して住んでいただくためにも大変意義のある見学会です。

1. 「ピアース溝の口」の建設現場で行われた上棟見学会。
2. 最初にモリモト担当者や工事関係者からお集まりいただいたご入居者様に、これまでの工事経過や検査・構造関係などの説明が行われた。
3. 見学住戸では断熱施工や電気配線、設備配管などの見学と詳しい説明が行われた。間仕切り壁や下がり天井の軽量鉄骨など、完成前の部屋の様子がよくわかる。
4. 床下の配管の配置も確認していただく。配管の種類も青が水、赤がお湯、緑が床暖房など、分かりやすいように色分け。排水管の状態もよく分かり、将来、部屋の修理やリフォームする時など役に立つ。
5. 壁に吹き付けられた断熱材の厚さを調べる。30 ミリのピンを実際に刺して、基準以上にクリアしていることを確認する。
6. この建物の特徴になっているコーナーウインドウの設置状態もよくわかる。
7. 仕上がってしまうと見えなくなるフローリングの二重床の構造について、担当者が詳しく説明。設置した後も高さの調整が行える。
8. レーザーレベルを使用して、水平・垂直の精度を正確に計測する精度管理についての説明。国土交通省の定める精度基準は1000分の3の誤差だが、それより高い精度を施工の管理基準にしている。
9. 見学会の最後は専門の職人さんによるクロス貼りの実演。見事な職人技に目を奪われる。