H様 |ディアナハウスアーキテクトコート山王(大田区山王)
かつて多くの文人や芸術家が集い、文化や風情を伝える城南エリア有数の邸宅地、大森山王。H様ご一家は、趣のある高台の、シンプルで、モダンで、アートな空間を感じさせる住まいにご入居されました。
邸宅建築を数多く手がけているアーキテクトデザイナー、今井 敦氏(アーキサイトメビウス代表取締役)が設計・デザイン監修した「ディアナハウスアーキテクトコート山王」です。
H様ご一家は、品川区内のマンションにお住まいでした。ふたりのお子さまが成長するにつれて手狭になってきたため、ゆったりした間取りのお住まいへの転居を検討しはじめたそうです。
「上の子が小学校に通うようになって子どもの持ち物が増えてきたんです。もともと住んでいたマンションも3LDKでしたが、だんだん収納スペースが足りなくなってきて、下の子が学校にあがる前にもう少し広い家に引っ越したいと考えていました」(奥様)
上のお嬢さまが学校に電車1本で通学できて、ご主人の勤務先がある新宿、奥様の職場の品川にも比較的出やすい京浜東北線の沿線の落ち着いた住宅街で住まいを探しはじめたときに、この建物の広告に出会いました。今年の4月のことでした。
「ひと目で気に入ってしまった」と奥様。下のお嬢さんが小学校への入学準備をはじめるにあたり、立地も申し分なく、ほかの物件は一切見ずに即決されたそうです。
「一般的な建売はマンションにくらべてデザイン的に満足できないイメージがあったんです。家を建てようと土地を探してはいたんですが、注文住宅だとコンセントやスイッチなど細かなところまで考えなければいけないのでちょっと億劫だという気持ちもあって……。そんなときに出会ったのがこの建物でした。モデルルームを見に行ってマンションのような高い質感に触れ、家族全員が“この家に住みたい!”と一気に盛り上がったんですよ」(奥様)
デザイン性と快適性を兼ね備えた戸建て住宅は、質の高い集合住宅をつくり続けてきたモリモトグループらしい住まいになっています。
住まい探しは奥様にお任せしていたご主人ですが、ひとつだけ要望がありました。
〝ふたりの娘の部屋と夫婦の寝室は同じフロアにまとめたい〟ということ。家で活動している時間の大半を過ごすリビングダイニングが2階にあり、1階に3室の個室が並ぶお住まいは、H様ご一家にとって申し分のない間取りでした。
「天井が高いし、窓が多くて採光も眺望もいい。開放感があって風が抜けるのも心地いいですね」とご主人も笑顔でおっしゃいます。広々としたリビングルームでゆったりとテレビを見て過ごす休日が、最高に贅沢なひとときになりました。
玄関ホールから廊下にかけての床は60cm角の天然大理石、リビングダイニングなどのフローリングは天然木の突板と、上質な天然素材でシャープさとぬくもりのコントラストが利いたデザインに仕上げられています。ワックスがけしなくてよい仕様の肌触りがよいフローリングは、裸足で歩いてもゴロンと寝転んでも快適です。
奥様は、キッチンの使い勝手のよさにも大満足。カウンタータイプのシステムは奥行もあって、作業スペースが広く取れる点が気に入っています。
「朝起きて、リビングの電動シャッターをあげると朝日が入ってきて気持ちがいいんです。朝食をつくる時間も楽しく感じるようになりました」(奥様)
戸建てならではの空間も暮らしの質を高めています。ダイニングの上にある小屋裏収納もそのひとつ。4.8帖の広さがあって、冬用の衣服や布団、お子さんたちの想い出の作品など、日常的には使わないけれど必要なもの、残しておきたいものをしまっておくことができます。
「しかも、暗い閉鎖空間ではなくて小さな窓があって換気もできるし、照明やコンセントもあるんです。ほんとうによく使い勝手を考えてありますね」(ご主人)
100%この建物と暮らしに満足されているH様ですが、いま親戚や友人が来訪しときにゆったりと食卓を囲めるよう、6人掛けのダイニングセットを購入するのが、さしあたっての希望とか。
都市の喧騒から一歩奥まった静かな丘に建つお気に入りの住まい。陽当たりのよいリビングダイニングは、仲のよいご家族の笑い声で満たされています。お子さまたちの成長とともにたくさんの思い出が積み重なり、ご家族にとって大切な場所となっていくことでしょう。
歴史と文化、そしてモダンが美しく重なり、伝統の薫りが漂う大田区山王エリア。この城南地区有数の高台邸宅地にふさわしい住まいを実現したのが、最上質のデザイン戸建てブランド「ディアナハウスアーキテクトコート山王」。都市計画的発想により中央に広場を配し、その広場を中心に広がる白亜の10邸。白いキューブと三角形の屋根部分が交叉するようなシンプル&モダンのデザインが、統一感のある落ち着いた邸宅街を形成している。総戸数10戸。2016年完成。