株式会社モリモト

1

石目調の壁で風格がありながら
明るく開放感あふれるリビング

大通りに面しながらも、賑やかな大井町駅前からは想像もつかないほど静かな場所に立地する「ピアース大井仙台坂」。ここにお住まいのK様のご主人の職場が青物横丁だったことから、近隣の大井町エリアで物件を探したそうです。暮らし始めてからは「今日はどこへランチに行こうかと調べるのが楽しい。徒歩圏に大型のスーパーマーケットが多く、買い物がとにかく便利です」と奥様。ご主人も通勤時間が短くなった分、ご家族と一緒に過ごす時間が増えたと言います。

K様宅の玄関を開けると、まず印象的なのが突き当りに配されたウォールミラーとその両サイドに装飾された落ち着きのある色合いのタイル。モデルルームを参考にされたというこのスペースがラグジュアリー感を創出します。

リビングまで続く廊下には、ピクチャーレールを設置。奥様がお好きだという可愛らしい猫をモチーフにした絵画がずらりと並び、さながらギャラリーのよう。リビングにはゆったりとしたソファを配置。ハイサッシには透過性のあるバーチカルブラインドを選び、スタイリッシュで明るい印象に。ここからの眺望はご家族も気持ちが良いとお気に入りで、お台場の花火も眺められるそう。ご主人こだわりの85インチのテレビは、天然石のような風合いと機能性を兼ね備えたエコカラットのデザインウォールに壁掛け。配線は壁裏を通すことでスッキリとさせ、テレビボードも造作し、リビング全体に風格が漂います。「ここでハリウッド映画を見るとまるで映画館のような迫力を味わえるんです」（ご主人）

ご家族の居心地の良さを最優先に
ご子息の生活を重視した
広いセカンドリビング

K様のお宅の一番の特徴は、大学生のご子息のために設計変更で2部屋を1つにつなげてゆったりと広げたセカンドリビング。「子どもが友人を連れてきた際に、リビングに来なくても友人同士でリラックスして過ごしてほしいと思ったんです。子どもは家が大好きで、授業が終わるとまっすぐ家に帰って来ますね」（ご主人）
お部屋には、ご子息の好きな絵画作品を飾れる棚や、寝室部分と作業スペースを分けられる間仕切り、寝室部分のみ床をカーペットにし、一部床暖房にするなど、随所にご子息への想いが感じられます。

キッチンは、奥様のご希望で、カウンターを大きく広げ、カウンターで家族そろって食事ができるようにスタイルオーダーで変更をしました。
「料理をつくったら出来立てをそのまま出すことができますし、食後もお皿を運ぶ手間がなく、片付けがぐっと楽になりました」（奥様）キッチンのカップボードには、玄関と同じタイルが施され、家全体での統一感も演出されています。

また、愛猫のために各部屋のドアにペット用の出入り口を取り付けるなど、ご主人はまずご家族のためのスタイルオーダーを優先したそうです。打ち合わせに通ううちに、どんどんとイメージが膨らんできたといいます。「打ち合わせから帰って、カタログを見ながら床をタイルにしよう、そうしたら壁も装飾しよう、とあれこれ考えて。やっぱり楽しいじゃないですか」（ご主人）
ご家族の仲睦まじさが家全体の心地よさに現れたお住まいでした。

[コーディネーターの声]

「ご子息のために何ができるか」ということを一番に考えられて、セカンドリビングを作りたいというご要望をいただき、ご家族の絆を感じながら打ち合わせを進めさせていただきました。スタイルオーダーは3回、インテリアも3〜4回、お打ち合わせをさせていただき、本当に少しずつご要望が育ってきたという印象です。例えば、壁掛けのテレビになることは決まっていましたが、その壁をどうするかについては、ご主人のこだわりがありながらもこちらからの提案もしっかりと聞いてくださり、最終的にご提案した商品からお好みに合うものを選んでくださいました。
過去に何度もお引越しをされているそうですが、純粋に家づくりを一から楽しんでくださっている様子に、私も嬉しくなりました。