U様邸 クレッセント東京リプライム(東京都大田区)
リビング、ダイニング、寝室、書斎、キッチン……。 住居を構成する居室のなかでどこを重視するかは、生活スタイルによって変わってきます。 キッチンにこだわり、クレッセント東京リプライムを選んだUさんに、お話をうかがいました。
環八にほど近い大田区の街に建つクレッセント東京リプライム。2004年3月に入居されたUさんご夫妻は、転入前も蒲田にあるモリモトのマンションで暮らしていました。
再びモリモトのマンションを選んだ動機は、それまでの住まいが気に入っていたことと、設計変更の自由度が高かったこと。
「前の家もいいマンションだったんですが、間取りの関係で寝室が外の廊下に面していたんです。僕は、それがどうも落ち着かなくて……。引っ越すなら、より快適な暮らしができるところがいいと思ったので、自由に設計変更ができるモリモトを選んだんです。いまの住まいは角部屋ですし、ポーチもありますから、外廊下を人がとおってもまったく気になりませんね」
もっとも大幅に設計を変更したのは、キッチンです。お菓子作りが趣味の奥様の「作業台を入れたい」という要望から、約6畳という広いキッチンスペースを取りました。中央にプロ仕様の大きな作業台が配置されたキッチンスペースは、まさにプロの厨房という雰囲気。
「もともとの間取りでは、キッチンがリビング・ダイニングと対面になっていたんですが、とても作業台を入れられるほどの広さがなかった。それで、和室になっていた部分をキッチンにして、作業スペースを確保したんです。対面ではありませんが、リビング・ダイニングとの一体感もあって快適ですよ」
もちろん、キッチンの設備も充実させています。お菓子を焼くための専用オーブンを取り付け、キッチンスペースのコーナーには料理用のオーブンレンジを置きました。お菓子にほかの料理のにおいがつかないようにするための工夫です。
Uさんは、和室をなくした代わりに、リビング・ダイニングを寛ぎやすい空間にしました。できるだけ物を減らし、ラグを敷いて240×90cmという大きなローテーブルとクッションを置いただけのシンプルなコーディネイトです。
「前の家でも、和室を洋室にしてローテーブルを置いていたんです。ダイニングテーブルと椅子の組み合わせに比べて、大勢のお客様を招いたときでも、対応しやすいんですよ」
生活空間をすっきりさせておきたいと考えたUさんは、収納スペースにもこだわりました。収納には、寝室のクローゼットのほか、キッチンがあった場所につくった収納スペースを活用し、日常的に必要でないものはできるだけしまうようにしています。
入居から2か月。Uさんご夫妻は、「シンプルに暮らすことの心地よさ」を心から楽しんでいるのです。
1.L字型につながったリビング・ダイニングとキッチンスペース。キャスターのついた大きな作業台がキッチンスペースの中央に置かれている。お菓子を作るにも料理をするにも、使い勝手がよさそう。2.リビング・ダイニングには大きなローテーブルが。「よりリラックスできるように」と高さは35cmと低めにオーダーした。3.玄関からリビング・ダイニングに続く廊下。「開放感がほしかった」という理由で、リビングの入り口には扉をつけていない。4.リビングの隣の洋室は、ご主人のスタディルーム。この部屋も、「すっきりとシンプルに」を基本にしている。趣味のものを飾ったりするつもりはない。白をベースにした部屋のアクセントになるように、と、カーテンはカラフルなものをオーダーした。
1.きれいに片付けられたキッチンスペース。一般的な家庭のキッチンに比べて2倍近い広さがある。
2.角部屋にあたるUさんのお宅は、ベランダにぐるりと囲まれている。いずれは植物を育てたいそう。
3.米国の著明な建築家、ルイス・カーンの代表作「キンベル美術館」の設えを意識した広々としたエントランス。ヤマモミジの緑もまぶしい。
フリーダイヤル:0120-624-200
営業時間/午前10:30〜午後7:00
携帯電話からもご利用になれます。
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