株式会社モリモト

都心へのアクセスに優れていながら、落ち着きある住環境が保たれた中目黒。このエリアは代官山へもほど近く、こだわりのショップやお洒落なカフェなどが点在し、��大人が愉しめる街�≠ﾆして人気が高まっています。
そんな中目黒にある「ピアース中目黒」にお住まいのMさんのお宅にお邪魔すると、まず明るく開放的で広々としたリビング・ダイニングが目に飛び込んできました。
「とにかく広いリビング、そこが暮らしの中心となるようなリビングにこだわりたかったんです」とMさん。もともとプランに対しての明確な理想をお持ちだったご夫妻は、中目黒、学芸大学、三軒茶屋、池尻大橋などを中心に、２年以上もじっくりと住まい探しをされたそうです。コーポラティブマンションにも興味がありましたが、「場所も一番気に入っていた中目黒での物件で、しかも設計変更も可能だったので、すぐにこのマンションに決定。ほぼ理想の空間が作れたと思っています」
設計変更では、基本プランでの洋室のスペースをリビング・ダイニングに組み込み、さらに隣接する洋室の扉をドアからグレーペンガラスの吊り引き戸に変更。角住戸のメリットを最大限に活かし、開放感と明るさに満ちた住空間を実現しています。広いリビング・ダイニングは、中心にあるテーブルやソファ以外に、琉球畳の敷かれたスペースなどもあり、気分に合わせて空間を使い分けることができます。
「リビングを通らないと主寝室に行けないのもコミュニケーションを欠かさないようにしたいから。友だちが遊びにきても、思い思いの場所で寛いでもらえるような楽しい空間にしたかったんです」
そんなリビング・ダイニングを一層引き立てているのが、数々のインテリア。重厚感のある革のソファ、銅天板のテーブルなど、そのほとんどがアンティークで、足繁くショップに通ってお気に入りのものを集められたそうです。「ひとつひとつが機能的で思い入れのあるもの。きれいに飾って見せるインテリアというより、自分たちが心地良い物を選び、置いています」と、自然体のライフスタイルを大切にしていらっしゃいます。
「フローリングもいずれ小さな傷が付くことがあるかもしれませんが、それも住まいの味わいだと思っています。この住まいに入居してまだ１ヵ月ほどですが、通勤も便利でとても満足しています」
ご主人が１０年以上愛用しているテーブルがさり気なく置かれているように、自分たちの価値観で、自分たちのペースで暮らしを楽しみながら、世界でひとつの住まいをじっくりと作り上げていくという想いが伝わってきました。理想の空間を手に入れたお二人は、さらにこの住まいに磨きをかけて魅力的に進化させていくことでしょう。