毎年「梅まつり」が開催される湯島天満宮は、江戸時代から名を馳せた梅の名所。
"学問の神"として知られる菅原道真公を祀ることから、数多くの受験生が訪れます。
約400年もの時を超え、永く人々から愛され続ける神聖な領域です。
湯島天満宮(約80m 徒歩1分)
昭和33年より「湯島天神梅まつり」を開催[開催期間:毎年2月上旬〜3月上旬]
左:[菅原道真公]湯島天満宮所蔵
右:[湯島天満宮の御神紋]
菅原道真公は梅にまつわる歌を多く残し、梅を愛した人物として知られます。太宰府天満宮、北野天満宮、そして湯島天満宮の御神紋はいずれも「梅」。加賀藩の前田氏が道真公に憧れ、梅の家紋としたことから特に加賀梅鉢と呼ばれます。
左:[富くじ箱]湯島天満宮所蔵
右:[湯島天神境内] 「湯島天神誌」より/出典、制作年不明
江戸時代に人気を博した富くじで、湯島天満宮は賑わいました。その販売を担ったのは別当寺(神社を管理する寺)の喜見院(きけんいん)でした。本プロジェクトは、その由緒ある跡地に誕生します。
湯島天満宮(約80m 徒歩1分)
※掲載の写真は、平成27年2月・6月に撮影したものです。