個人住宅から公共施設、オフィスビル、都市開発事業計画まで数々の設計・デザインを手掛ける山本・堀アーキテクツの堀啓二氏と、プロダクト、インテリア、グラフィックと、世界中で幅広く活躍するキュリオシティのグエナエル・ニコラ氏。「クリエイティブ」な発想を持った才能がコラボレーションすることで生まれた「ピアース三軒茶屋」は、集合住宅の懸念を変える物語をもった邸宅である。コンセプトとして掲げたのは、世田谷区若林という街のアイデンティティに相応しい風景とはどのようにあるべきか。そして様々なライフスタイルを柔軟に受け入れるパブリックスペースやプランはどうあるべきか。邸宅地の歴史を継承しながら、新しい感覚をデザインの力でどのように表現できるのか。クリエイターの叡智が結集した、類い希なる解答が此処にある。
CURIOSITY
キュリオシティ
グエナエル・ニコラ Gwenael Nicolas
1966年フランス生まれ。
ESAG(パリ)インテリア科学士(後に名誉修士)
RCA(ロンドン)プロダクト
デザイン科修士を取得後、1991年来日。
フリーランス活動を経て、1998年キュリオシティ設立。
「クレッセント川崎タワー」パブリックスペース完成予想図
山本・堀アーキテクツ
Yamamoto・Hori ARCHITECT
堀 啓二 Keiji Hori
1957年福岡生まれ。
東京藝術大学美術学部建築科修士課程終了後、
1983-1985 デザインリーグ勤務。
1989に山本・堀アーキテクツ設立。
現在、共立女子大学家政学部建築・デザイン学科准教授
「クレッセント萩中」外観・エントランス完成予想図
*掲載の絵図は、図面を基に描き起こしたもので、実際とは異なります。