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「善福寺公園」は、武蔵野三大湧水池のひとつとされる「善福寺池」を中心に、約7.8haの面積を有する都立公園。水辺や雑木林など、四季折々の美しい風景に出会うことができます。「桃井原っぱ公園」は約4haの面積で、杉並区立の公園としては2番目の広さ。園内中央の大きな広場は多目的に過ごすことができ、杉並区最大級のイベント「すぎなみフェスタ」の会場にもなっています。また、住宅街の中にも公園が点在し、善福寺川が流れるなど、豊かな自然の潤いに包まれる環境が広がっています。
大小多くの公園が点在し、住居系地域が広く占める杉並区は、街を散策するほどに豊かな緑の潤いを感じることができます。それを裏付けるように、杉並区は東京23区中4位の緑被率を誇っています。
JR「西荻窪」駅北口から計画地までは「北銀座通り」を歩く一本道のアプローチ。歩道がしっかりと整備され、活気のある商店街には、雨を凌げるアーケードが設置されています。商店街を抜けると、プラタナスの並木が連なり、大きな葉っぱが涼しい木陰を作りながら、住まいまで歩みを豊かな潤いで包み込みます。また、計画地は、善福寺川から緩やかな勾配を上った高台に位置しています。
住居系用途地域が区内の約85.8%を占める杉並区。商業地域の荻窪駅周辺や青梅街道沿いに対し、計画地周辺には第一種低層住居専用地域が広がっています。第一種低層住居専用地域とは、建物の高さや建築物の用途など、用途地域の中で最も厳しい規制がかけられている地域。低層住宅を中心とした静かで穏やかな住環境が保たれています。
明治・大正時代、計画地周辺を含む杉並区北西部一帯は、井荻村と呼ばれていました。1925年(大正14年)、当時の井荻村長だった内田秀五郎らは、村全域を対象とした総面積約888haに及ぶ「井荻土地区画整理事業」を計画。単一町村独自の事業として全国屈指の大規模な街づくりにより、現在の整然とした街並みの礎が築かれました。
杉並区は武蔵野台地のほぼ中央に位置。武蔵野台地とは、砂礫層地盤の上に1万年を超える歳月を経て積み重なった関東ローム層が堆積して、安定した地盤を形成した台地。液状化現象も発生しにくい強固な地盤と言えます。さらに、計画地の標高は約50m。杉並区の水害ハザードマップにおいても、浸水予想区域には該当していません。
「ピアース西荻窪レジデンス」は近隣商業地域に位置することで、地上8階建てを実現。計画地の東西には、広く第一種低層住居専用地域が続いています。建物の高さ制限が異なる2つの用途地域を活かしたポジショニングにより、中・上層階からは、戸建て住宅を中心とした街並み越しに、伸びやかな眺望を享受することができます。