エントランスからエレベーターホールへ至る共用空間には、森田Designの真骨頂である“ライティングの妙”が遺憾なく発揮されている。外壁と同じ柔らかなニュアンスを与えた壁面仕上げや、壁に飾られたシンボリックなオブジェが、間接照明を浴びて描き出す光と陰。 装飾はシンプルに抑え、グレード感を際だたせたデザインは、ミニマルであり、アーティスティックでもあり、どこかギャラリーのような空気感を感じさせている。