ロケーションLOCATION

現地は文京区内でもひときわ高い標高約26.4m。白山台地の強固な地盤。過去の浸水履歴無し※。現地は文京区内でもひときわ高い標高約26.4m。白山台地の強固な地盤。過去の浸水履歴無し※。

※1989年以降2012年4月1日まで(典拠:文京区防災ホームページ)

高台概念イラスト

高台概念イラスト

関東大震災時の震度分布において、現地周辺は震度5弱。関東大震災時の震度分布において、現地周辺は震度5弱。

内閣府が2006年にまとめた報告書「1923関東大震災」には当時の震度分布図「東京市の町丁目別震度分布」も掲載されており、震度5弱〜震度7までの分布が広がるなかで、白山台地の頂上付近に位置する現地周辺は「震度5弱」の分布となっています。

関東大震災震度分布図

■東京市の町丁目別震度分布
(出典:内閣府のホームページ「災害教訓の継承に関する専門調査会報告書」)

現地は周辺地区において、高台の頂上付近に立地。※現地は周辺地区において、高台の頂上付近に立地。※

※典拠:国土地理院・電子国土Webにより現地を中心とした半径1kmの東西軸と南北軸の標高を計測。現地に近接する東洋女子校付近が最も標高が高いことが判明しました。

文京区は、安定した地盤で知られる武蔵野台地の東端に位置しており区内には小石川台地、白山台地、本郷台地などの高台が広がっています。中でも現地は、白山台地の最も標高が高いエリアの頂上付近に立地しています。

高台概念イラスト

■高低差概念図

武蔵野台地・白山台地の強固な地盤に立地。

現地は、1万年以上にわたりローム層が堆積することで安定した地盤が形成されてきた武蔵野台地の白山台地に位置。液状化現象も発生しにくいため、住宅地盤として良質であるとされています。

地盤

■文京区の高低差概念図
※文京区都市マスタープランより抜粋

過去の水害履歴無し※。文京区水害ハザード
マップの浸水想定区域外に位置。過去の水害履歴無し※。文京区水害ハザードマップの浸水想定区域外に位置。

現地は「文京区水害ハザードマップ」において、浸水想定区域外エリアとなっています。

※1989年以降2012年4月1日まで(典拠:文京区防災ホームページ)

文京区都市マスタープランにおいて、
現地は、「住宅市街地」に位置。文京区都市マスタープランにおいて、現地は、「住宅市街地」に位置。

文京区では2011年度に改定した「文京区都市マスタープラン」において、良好な市街地環境を形成するための土地利用方針を打ち出しています。この中で、現地は「住宅市街地」に位置づけられています。「住宅市街地」は、「生活利便性の維持・向上や住環境の改善、災害に強いまちづくりなどにより、良好な住宅地を形成」することを旨としています。

「住宅市街地」の安全を守るために、幹線道路沿いの建物が延焼遮断帯を形成。「住宅市街地」の安全を守るために、幹線道路沿いの建物が延焼遮断帯を形成。

文京区では「文京区都市マスタープラン」において、災害に強いまちづくりを推進し、幹線道路の沿道の建築物の耐震化・不燃化を進め、市街地の火災の延焼を防止する延焼遮断帯を形成するとしています。現地に当てはめると、不忍通り、白山通り、千川通りの幹線道路沿いの建物が延焼遮断帯となり、内部の住宅市街地への延焼を防止する方針となっています。