千代田区は、歴史と由緒にあふれた場所。江戸城があり、その昔から都心としてあった。
さらに地震に強いといった安心感もあり、人が集い、多くの教育施設や公園が生まれ、
ビジネスだけではなく、暮らしやすい街としても人気となっている。
安政江戸近郊図/資料提供:古地図史料出版(株)
徳川幕府の入府後、皇居をはじめ、当時の官公庁などが集まり、その頃から日本の中枢として栄えてきた千代田区。明治に入り、千代田区の前身である麹町区と神田区が誕生。戦後、その2つの区が統合され、江戸城の別名「千代田城」から名を受け継ぎ、千代田区は新たな歴史を刻み始め、いまにいたっている。
1878年(明治11年)に設置された東京15区概念図
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地震時に想定される危険性を測定した調査で、千代田区は「総合危険度」ランクで最も安全な「ランク1」に認定されている。これは建物の倒壊と火災の危険度を総合的にまとめて5段階に分けたもの。このことから、千代田区は大規模な延焼火災の危険性が少なく、安全性の高い街だと考えられる。
災害時活動困難度概念図
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「キャリア教育推進特区」である千代田区。一橋大学や東京理科大学など、23区最多となる14校のキャンパスがある。
※出典:東京都の統計 学校基本統計(2019年度)
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一人あたりの公園面積は33.05㎡と23区のなかで群を抜いてトップ。緑被率も20.4%と23区の平均を大きく上回る。
※東京都「公園調書」(2019年4月)より
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人口1万人あたりの医師数や一般病床数、小児科医師数など、医療環境の充実度が全国でもトップクラス。
※出典:日本医師会 地域医療情報サイト(2018年11月現在)
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街の財政力を測る基準となる地方債残高が全国で最も少ない千代田区。財政負担が少ない良好な状況となっている。
※出典:総務省「地方財政状況調査関係資料」2018年度
※掲載の古地図上に示した「ピアース千代田東神田」の位置は現代地図から類推したもので、実際とは多少異なります。