FACADE Perspective
時代は、モノによる豊かさの追求から「心を満たしてくれる価値」の追求へとプライオリティが変化している。住まいに於いても、単に先進の機器や利便性の追求に終始するのではなく、心が満たされ、寛ぎを得る事の出来る新たな住まい像が求められている。その一つの解答が、都心にありながら都心を忘れるタイムレスコンフォートにある。静謐なリゾートホテルを体現させるプライベートガーデンをコミュニティの中心に配し、華美に主張せず丁寧に創り込まれたインテリアが住まう人を優しく包み込む。この均整のとれた寛ぎの空間が、次代の新たな都市型邸宅の規範となる。
FACADE Perspective
FACADE Perspective
●掲載の絵図は、計画段階の図面を基に描き起こしたもので、外構・植栽など実際とは異なります。
敢えて表層のお化粧にこだわらず、時間の経過にも耐えられる空間の質を追求したデザイン。彫りの深い外観をさらに際立たせるための二種類の異なるテクスチャーの白いタイルを使い分けた外壁デザインや、外部からは窺うことができないプライベートガーデンを中心に各住戸にアクセスする動線計画等、マンションにとって大切なものは何かを追求。
周囲から隔てられ、住まう人だけが憩うことをゆるされたコートヤード(中庭)。空間に縦の伸びやかさを演出する柔らかなタイル貼りのオーバル形状のエレベーターシャフトとセンペルセコイアの高木、木の風合いが優しいデッキやモダンファニチャー等、アーバンリゾートの趣が濃厚に漂う。