「アールブラン二子多摩川レジデンス」の室内空間で表現したかったのは、きめの細かい布を素肌に纏うような、心地よく上質で深いやすらぎです。ワイドスパンのゆったりとした空間を最大限に生かし、穏やかな色彩と吟味した質感やフォルムにつつまれた、五感に心地よい空間をつくります。私が目指している空間デザインは、単に見た目の美しさだけではなく、機能性や質感、居心地のすべてにこだわった結果として生まれるものです。
ホワイトを基調に、透明感のある素材が光を受け、美しい陰影のある洗練された空間を演出。
木の穏やかな表情を活かし、肌できめの細かい心地よさを感じるような、深いやすらぎのある空間を演出。
ダークブラウンを基調に、その人らしさを静かに歌い上げるオペラのように、素材の持つ良さを感じさせる空間を演出。
1991年 カン・デザイニングオフィス設立。集合住宅、個人住宅のインテリアコーディネートをはじめ、商業施設やエクステリアデザインのコーディネートを行う。トータルな視点から快適さと心地よさを追求し、美意識のある住まいの提案を続ける。社団法人日本インテリアデザイナー協会会員。