デザイン

完成予想CG
現地14階相当からの眺望写真

現地14階相当からの眺望写真(2015年1月撮影)※1

そのデザインは、既存の概念を凌駕し、今を超えていく。

『ピアース初台センティア』に求めたのは、新たな都心風景のひとつとなり、ここに住まう方々の誇りを育むデザイン。新都心・超高層ビル街のエントリーポジションにふさわしいシンボリックな造形とともに、渋谷区・初台のレジデンスにふさわしい品格をも併せ持つ美しいフォルムを描きました。外壁には、スペイン産天然大理石・クレママーフィルを贅沢にあしらうなど、時が経つほどに味わいを深める素材をひとつひとつ吟味して採用。石、タイル、ガラス素材が渾然一体となり、既存の建築とは一線を画す印象的なファサードを創り出します。


外観完成予想CG

外観完成予想CG

都心の玄関口にふさわしい象徴的な意匠と、住宅としての柔らかさが融合するデザインを追求。

現地は超高層ビルが並び建つ都心の玄関口に位置しており、外観デザインにあたっては、そのポジションにふさわしいゲート性、象徴性に配慮しました。側面の外壁に大理石を大胆に使用し、石の持つ重厚感が強調された巨大な"石の壁"を創出。表通りに面したビル群の中でも存在感を際立たせるファサードとなります。同時に、他の壁面には、数種のタイルにより"木"をイメージしたストライプデザインをほどこし、住宅としての柔らかい表情が見えるようにしました。エントランス空間も、石を基調としながら、ガラスやミラーなどによって透明感、軽やかさを加味し、内部には一画に無垢フローリングを入れ、住まう人の感性と呼応するナチュラルで柔らかな空間づくりを追求しています。

MATERIAL

MATERIAL

ネクストフォルム西麻布

2004年グッドデザイン賞受賞
ネクストフォルム西麻布
(2004年3月竣工/21戸)

PIAS西麻布

PIAS西麻布(2004年12月竣工/38戸)

イプセ目黒

2008年グッドデザイン賞受賞
イプセ目黒(2008年3月竣工/61戸)

Profile

1971年生まれ。東京都出身。武蔵野美術大学造形学部建築学科卒業後、黒川紀章建築都市設計事務所、坂茂建築設計を経て、2002年イズム建築計画入社、2007年代表取締役に就任。2013年フレグライン建築設計を設立。モリモトのグッドデザイン賞受賞第1号となる「ネクストフォルム西麻布」のデザインを担当。共同住宅を中心に個人住宅、オフィスなど、そのデザイン領域は幅広い。
[受賞歴]
2004年11月 「ネクストフォルム西麻布(現・カスタリア広尾)」にてグッドデザイン賞
2008年11月 「イプセ目黒(現・カスタリア目黒長者丸)」 にてグッドデザイン賞

※掲載の完成予想CGは計画段階の図面を基に描き起こしたもので、実際とは異なります。設計・施工等の理由により変更になる場合があります。周りの建物等は一部表現を省略しております。また、植栽は特定の季節や樹種および入居時の状態を想定して描かれたものではありません。
※1掲載の眺望写真は一部CG処理を施しております。また眺望・環境等は変わる可能性があり、将来に渡って保証されるものではありません。
※掲載のマテリアルイメージの色彩は印刷の都合上、実際とは異なります。