LOCATION
― History & Future ―

中央区日本橋界隈は、再び暮らしの中枢へ。

江戸時代、交通・商業・文化などの中心地として栄えた日本橋界隈。
浜町のほか多くの地を武家屋敷が占め、まさに城下町・江戸の一等地だった。
2020年またその先を見据え、今この界隈へ人々と熱気が動き始めている。

日本橋を冠する街、品格を継ぐ住の舞台。

完成当時の浜町公園

江戸時代、武家屋敷が並ぶ邸宅街であった日本橋浜町。計画地は弘前藩津軽氏の中屋敷跡の一部です。時代が明治となった後も華族が多く暮らし、由緒と品格が守られました。関東大震災(1923年)後には熊本藩細川家の下屋敷跡に震災復興公園として「浜町公園」が完成。現在では近隣の防災拠点となっています。

日本橋倶楽部のあるコレド室町3

125年以上続く社交クラブ、
「日本橋倶楽部」誕生の街。

1890年に設立した社交クラブ「日本橋倶楽部」は当初、現在の「浜町公園」に隣接する地に新設された「日本橋公会堂」にて活動。安田財閥の創始者・安田善次郎をはじめ日本橋の名士が集い、激動の時代に浜町で交流と研鑽を重ねました。

※1.後に日本橋公会堂は日本橋倶楽部に払い下げ。現在の活動地は日本橋室町1丁目(コレド室町3の5階)。

「安政江戸図」(1859年)提供:古地図史料出版

2040年、中央区はさらに人々が集う街へ。

推計によると2040年に中央区の人口は2010年に比べ14.4%増加。23区で比較した場合、中央区が圧倒的な伸び率で14万人超となることが見込まれています。アジアヘッドクォーター特区の一画として日本のビジネスを牽引。それに伴い周辺環境が整備されることで現在よりも中央区の利便性や暮らし心地がますます見直されていくものと思われます。

[23区2040年人口比較]
数字にあらわれる
中央区の子育て・教育環境の良さ。

都心に位置する5区のうち2015年の年少人口増減率は中央区47.97%でトップ。また、2014年度の私立中学進学率は23区の中で中央区が僅差の2位(約42.54%)でした。未来の東京を創造する子どもたちの人口増加が著しいだけでなく、より高度な教育環境を目指す子どもや家庭も多いことから中央区における子育て環境の良さが推察されます。

年少人口増減率(都心5区比較)|私立中学進学率ランキング

COREDO室町2/徒歩19分(約1,470m)

※古地図内の現地の場所は、当時のおおよその位置です。現在の地図とは多少異なる場合がございますので予めご了承下さい。